2015年10月26日

国内マーケットのみに目を向けている日本映画界の未来は明るくない!? の巻

『キネマ旬報 2015年9月上旬号』で雑談する会

雑誌部「他に《日本映画をめぐる海外映画人の視点・後編》で
          気になった発言ありましたか?」

無知「ハーバード大学のザルテン准教授の指摘が(´・ω・`) 」

雑誌部日本はカンヌ映画祭の賞レースを重要視し過ぎです。
      カンヌはあくまでも数多くある映画祭の一つにすぎません。
      映画祭で大切なのは賞をとることではなく、まずは世界に
      発見されること。ただ、私自身は“発見される”という言い方は
      受け身的、植民地的な言い方で好きではありません。
      なので、対等に渡り合え、長期にわたってワールドセールスを
      担ってくれるパートナーを見るけることだと思います≠ニ」

無知「海外の映画祭を重要視するのは90年代に仙頭プロデューサーの戦略が
        成功したのを未だに引きずっているからでしょ?」

雑誌部「マスコミに強い事務所が絡んだ映画だと映画祭に出品されたことを
      大々的に話題にしますが、大手じゃない映画だと賞を受賞しても
      小さく報じられる程度なのが・・・」

無知「少女マンガ実写化が大ヒットする日本の映画界は
      もはや海外の賞レースにさせ関心をしめさなくなってきている?」




三畳間「国際的には知られていない相米慎二監督が最近
              話題になっているんだね(°д°)  」

雑誌部「相米監督は死後のチョンジュ、東京フィルメックス、エジンバラ、
      ナントによる特集で、撮影所システムから現在に至るインディ
      ペント映画時代への端境期を担った一人として、今改めて発見
      されている状況≠ネんですね( ゚д゚)  」

無知「ドイツで相米監督作品を初上映させたプログラム・ディレクターの
      ペトラ氏が日本映画のトレンドであるティーンエイジャーの
      学園映画を見つけるにつけ、ある気持ちを抑えられない≠ニ
      日本映画界へ苦言というか心配というか・・・」

雑誌部「主人公の恋愛の感情だけにフォーカスする作品が多くて、残念な
      気持ちが募ります。相米さんの作品を見たとき、例えば【ション
      ベンライダー】であり、【台風クラブ】がそうですが、10代の
      子どもたちが常識から外れていく姿を通して、そしてその様子が
      スリリングな長回しで記録されていることに、素晴らしい変化を
      見ることができました。そのため今の若い監督の作品を見た
      とき、もうちょっと冒険心や勇気をもって作ってほしい、リス
      クを追って見せる姿勢が足りないと感じることも確かです=v

三畳間「少女マンガ実写化バブルが続くかぎりダメでしょ?w 」

三畳間「そもそも若手の監督が無茶する作品を大手が作らせてくれる訳が
         ないからなぁ(^_^;) 」

posted by クロ at 00:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/166473307
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック